各会場1日ずつ(※SSAは2日目のみ)全7公演(石川と静岡が現地、他はLV)を見たので、感じたことのまとめとかを。
(SSA除く)「ユニットとかが必ずしも揃えられていない15人でどんなセトリを組むか」が一つの大きなポイントだったように思う
SSA以外が各会場15人で、しかも持ち歌(ユニット曲含む)が1曲しかない出演者も多数いる中で、各出演者がどう起用されるのか気になっていた。15人というのは、昨年(4th)神戸公演と比べてそんなに少ないわけではないのだが(4th神戸は各日16人)、それにも増して「この曲は確実に歌われるだろう」というのが読めないものが多いと感じた。それくらいにユニットが揃えられていなかったのである。
ただ、それを逆手に取って、多くの人が予想しないであろう曲を入れたり曲の割り当てをしたりした(オリジナルメンバーなしで歌われた曲もいくつかあった)ことで、新たな一面を引き出したり、新鮮さを出したりすることができたのかなとも思った。
個人的な「オリジナルメンバーではない曲を歌った」特によかったもの(メンバーはオリジナルメンバーでない方のみ記載)
- 宮城
- 「∀NSWER」 - 桜咲千依さん(白坂小梅役)・佐藤亜美菜さん(橘ありす役)
- 石川
- 「Rockin' Emotion」 - 原優子さん(向井拓海役)
「Nocturne」- 長島光那さん(上条春菜役) - 大阪
- 「Wonder goes on!!」 - 千菅春香さん(松永涼役)・都丸ちよさん(椎名法子役)・ルゥティンさん(塩見周子役)・和氣あず未さん(片桐早苗役)
「サマカニ!!」 - 今井麻夏さん(佐々木千枝役)・大空直美さん(緒方智絵里役)・佳村はるかさん(城ヶ崎美嘉役)・都丸ちよさん - 静岡
- 「Romantic Now」 - 春瀬なつみさん(龍崎薫役)
「心もよう」 - 嘉山未紗さん(脇山珠美役)・中島由貴さん(乙倉悠貴役)・村中知さん*1(大和亜季役)
「ハイファイ☆デイズ」 - 高森奈津美さん(前川みく役) - 幕張
- 「この空の下」 - 五十嵐裕美さん(双葉杏役)・佐藤亜美菜さん・ルゥティンさん
「Tulip」 - 立花理香さん(小早川紗枝役)・杜野まこさん(姫川友紀役)・今井麻夏さん - 福岡
- 「Memories」 - 渕上舞さん(北条加蓮役)・松井恵理子さん(神谷奈緒役)
「Tulip」 - 大坪由佳さん(三村かな子役)・種崎敦美さん(五十嵐響子役)・山本希望さん(城ヶ崎莉嘉役)
「このアイドルに次の曲を与えてあげてください!」って思うアイドルが増えた
前記の内容に関連するのだが、「持ち歌でなくてもこんなに楽しませてくれるなら、持ち歌が増えたらもっとすごいことになるじゃないか!」と思うわけである。
これを一番思ったのは佐々木千枝ですね。今井麻夏さんはこの5thの出演者で唯一、全体曲を除く持ち歌を歌わなかった(全体曲を除く持ち歌が「ハイファイ☆デイズ」しかなく、それも歌わなかった)わけだけど、かっこよかったりセクシーに歌ったりと様々な演じ方を見せてくれたし、持ち歌が少ないのが勿体ないと本当に思った。他に「次の曲早く」って思ったのは、龍崎薫とか難波笑美とか上田鈴帆とか。
初参戦者の活躍と、昨年からの成長
シンデレラガールズのライブ初参戦者が15人いたのだが、それぞれ見せ場があり、それに応えていたと感じた。
- 新人最優秀賞:選べない!!!!1111
- 新人技能賞:都丸ちよさん(椎名法子役)。大阪公演で持ち歌がないながらも法子の存在感を歌唱で見せてくれた。SSA1日目が見られなかったのが無念…
- 特別賞:原田ひとみさん(十時愛梨役)。SSA1日目は見てないんだけどさ、かなり大変な状況を乗り越えて「ついに初参戦」となって歌唱力も見せてくれていたらしいし、ありがとうございますと言いたい、そしてSSA1日目が見られなかったのが無念…(2回目)
今回が初参戦ではないけど比較的出演回数の少ない方は、「昨年よりもさらに進化したところ」に注目して見ていた。前述の今井麻夏さんとか、他にも長島光那さんとか藍原ことみさんとかがよかった。
すでに多数の公演を重ねてきた方々は、新しい曲も増えてきて、それぞれの曲やユニットについてどう表現するかを考える、というのに注目して見ていた。そのあたりをよく語ってくれたのは、佳村はるかさんとか松井恵理子さんとか。
センターが誰になるかの楽しみ
今回は、センターに立った人が舞台上で常時がんばっているわけではないけど、それでも最初と最後の挨拶という重要な役割があるし、また事前の準備段階でも企画とかを考える中心になったりしていた。今回は、基本的にセンターを担当する大橋彩香さん(島村卯月役)が毎回いるわけではないので、誰がセンターになるか予想する楽しみもあった。
なお、各センターについて思ったことについては別記事として書きました。→各公演のセンターに一言ずつ名前を付けてみた
本当に「Serendipity」だった
今回のライブツアーのタイトルに付けられたSerendipity:「予想しがたい素敵なものへの巡り合わせ」は、いやというほど感じさせてくれた。しかも、これだけ多数の公演がありながら途中で驚きが薄れるということもなく。Yes, Serendipity…*2
それは、これまでに書いたことであるけど、シンデレラガールズの出演者たちの「層の厚さ」なのだと思います。人数が多いこともさることながら、それぞれが期待に応える演技をしてくれていること、そしてその多い人数をうまく生かした構成を考えた裏方の皆様の力だと思っています。シンデレラガールズ5thありがとう。また*3円盤買いそう。
「Serendipity Parade!!!」全公演無事に終了いたしました!
— JUNGO (@MaiNote_JUNGO) August 13, 2017
そしてスタッフ代表として言わせて下さい!
全14公演、無事故で終える事が出来たのはアイドル達を支えるために沢山のスタッフさんがいたからです!
最高のツアースタッフありがとう!#imas_cg_5th pic.twitter.com/m71F6egJL2