デレステのフリック抜けに対する(個人的な)対策

おことわり

筆者の経験を前提としているため、人によって違いはあるかもしれません。特に、ハードウェアとプレースタイルも筆者のものを前提としているので、これらが異なる場合は事情も変わってくるという可能性は多分にありますのでご了承ください。なお筆者については以下の通りです。

  • Androidスマホです。iOS端末やタブレットではやったことないです。
  • たまに手持ち親指もしますが、基本は机に置いて人差し指2本です。机とスマホの間には滑り止めを敷いてます。
  • スマホの画面にはシートを貼ってます。また指にはクリームを塗っています(後述)。

もし「この記事では~という考察をしているけど、実際は違う理由なのではないか」という指摘がありましたら歓迎ですが、そうではない「自分は違う」という意見には必ずしもお答えできるとは限りませんのでご了承ください。

鉄則

鉄則は、指が画面に密着した状態でフリックすること

  • そのための工夫もある。
  • なお、このことを考慮してプレーしようにも難しい譜面もある

はじめに

デレステをやっていると、フリックをしたはずなのに判定がされない(以下「フリック抜け」という)ということが多々ある。正直イライラするし、これが原因でフルコンボ取れるはずのものが取れない、というのも頻繁にある。
この原因としては、主に以下のものがあると考えている。

  1. タイミングを間違えている
  2. スマホの端末が処理しきれていない
  3. 指を当てているにもかかわらず、スマホでは指が当たっていないとみなされる

このうち1についてはいろいろ試して検証するよりない。ノーツのスピードを上げるのも手。2についてはこの場合フリック以外も抜けるので厳しい。最終的には「端末を買い替える」しか対策がなくなってしまう。
ただそれらを対策できたとしても、3の問題は依然として発生するし、完全に対策するのはおそらく不可能である。本稿ではこの3の問題を扱う

問題の所在と対策の方針

指を当てているのに反応しないというのは経験上、指が乾燥している/手汗で濡れすぎていることや指の形などの理由で、画面との密着度が一時的に下がり、それが「指を離した」と判定されるのだと考えている。
なので基本的にフリックにおいては、「指が画面に密着すること」、しかも2列以上に跨るフリックにおいては「それがずっと続いていること」が対策として必要となる。なお手汗問題については別途述べる。
実際、以下の対策がちゃんとできれば、フリック抜けは大幅に減っている。(それができない譜面も多いから大変なのだが)

指を画面に密着させてフリックするには

まず基本的には、指を強く画面に当てることが対策となる。
ただこれをしたとしても、なんだかんだでフリックは抜ける。特に指を早く動かさないとならない場合は、強く当てるというのが行いきれないことも多いので。
あとは指の当て方を変えることでもかなり改善された。具体的には「指を横に向ける」こと。(完全に横に向けるのは難しいですが。なおこのことは机置きプレーではなく手持ちでも同様)


※譜面:「明日また会えるよね」MASTER

ただしこのような、指を強く当てることや指を動かす向きを変えることは、譜面によっては難しかったりもする。例えば同時押しだったりすると(両手がフリックの場合はもちろん、片手フリック片手タップでも)。強く当てることを諦めれば取りやすくはなるのだが、フリック抜けのリスクは上がるのでどうにもならない。
その意味で、以下の譜面とか本当嫌い。(SUN♡FLOWER MASTER。画像は絢瀬みどりさんのものより)

手汗対策

これは指に何かクリームを塗るのは手だと思っている。画面を滑りやすくしてフリックしやすくするのも兼ねて。

私は現在は日焼け止めクリームを指に少し塗っている。これだと上記の両方をやってくれる。
以前はハンドクリームを塗っていて、フリックしやすくはなったのだが、手汗を弾きやすいためフリック抜けの原因になる=頻繁に拭き取って塗り直すという必要が生じていた。

余談

画面保護フィルムの影響は?

画面保護フィルムなしでプレーしたことがないのでわからないのだが、あるとは思っている。実際、厚みのあるフィルムを貼ると抜けが発生しやすくなったので、薄いものに変えたというのは以前あった。

フリック以外でも指を画面に密着させることを意識したほうがよい?

これも経験上だが、スマホの処理速度が原因でフリック抜けが起きるような場合は、そうしたほうがよいであろう。ただこれは「指が当たっている」という時間が長くなることで、拾ってもらえる可能性も高まる、という意義だろうか。

ただ密着を意識しすぎると、タップを繰り返さないとならない場合や、タップ直後にフリックをしないとならない場合に指を動かしにくくなる、という問題があるので、場合によっては密着を諦めて軽いタッチにしたほうがよい。
以下は「明日また会えるよね」MASTERの冒頭だが(画像は絢瀬みどりさんのものより)、この青枠のタップを重いタッチで取ると、直後のフリックが取りにくくなる。

そもそもスマホにおいて、こういう長いフリックは抜けやすいものなのではないか?

という仮説も立てている。というのも私の経験上、抜けるフリックは左から2番目が起点の場合が圧倒的に多いので。しかもスマホを変えても。これは利き手ではない左手で取るからという理由もあるのだろうが、他にもスマホの液晶画面の特性上として、画面の真ん中は反応が切れやすいというのがあるのではないかという仮説を持っている。

私はあまり多くのスマホ音ゲーはやってないのだが、デレステより後で出てきたガルパやミリシタが「長いフリックは原則使わない」という仕様にしたのも、ひょっとするとデレステでそういう問題が明らかになっていたからなのでは…?と思っちゃったりしている。
またミリシタは長押しを「起点と終点だけちゃんとやれば、途中は離していてもよい」という仕様にしているが、これも判定抜けへの救済策なのではと勘ぐっている。