シンデレラガールズのボイス実装状況のRDF化

12月23日のアイマスハッカソン2018で発表した内容です。

追記(2019.4.11)

ブラウザから直接SPARQLクエリを入力して試せるようにしました。 なお手製の仮組のシステムなので、今後ちゃんと作られているソフト(例えば、im@sparqlで使っているようなもの)を別途導入するかもしれません。 RDFs @ HHiro.net

RDFを見る

https://api.hhiro.net/rdf/imascast.rdf

発表資料

そもそも何をやったのか

RDF化というのは簡単に言えば、「コンピュータで処理しやすい形にまとめた」ということである。

RDF(Resource Description Framework)というのは、「AのBはCである」という情報を記述するのに適した言語である。例えばこれをアイマスの様々な情報についてまとめている場所としてim@sparqlがある。(ただしこちらでは、声優さんの情報は名前のみ示す形となっている。)

何の情報をまとめたのか

今回こちらでRDF化した情報としては以下のものがある。

  • アイドルごとの担当声優さんの情報(現時点では名前のみ)
  • ボイスが実装されることが確定した/告知された出来事
  • 担当声優さんが発表された出来事
  • 【今後追加予定】ボイスが初披露された出来事

シンデレラガールズにおいては、2番目以降についても状況は様々であって、「CINDERELLA MASTERでソロCDデビュー」「総選挙でCDデビュー圏内に入る」「ゲーム内で突然しゃべる」「アニメ内で突然しゃべる」などがある。ここは情報のまとめ甲斐があるなと思い、以前にニコニコ大百科にはまとめていたのである。
その際に、RDF化の構想も持ってはおり、それをこのたび実現したのである。

利用例

冒頭の発表資料に、SPARQLでクエリを与える例を示しています。なおSPARQLのサーバを立てているわけではないため、単にRDFファイルをダウンロードし、それに対してSPARQLでクエリを与える方法でご利用いただければと思います。(2019.4.11追記)ブラウザから試すこともできます