シンデレラガールズ・アニメ24話の「S(mile)ING!」に対する私としての解釈

シンデレラガールズのゲーム開始からしばらくは、卯月は「ノーマルしかない上にステータス最弱」だった。で開始当時のステータスが同じながらSR化&ボイス付与となった凛との扱いの差から「しまむらさんは不憫」と呼ばれたこともあったりした。

そんな中でCDデビューが決まったので、私含む卯月P大歓喜となったのがこの「S(mile)ING!」だったわけである。だからこの曲はアイドルとして表舞台に立てていなかった卯月が表舞台に立てたことの象徴であり、純粋に、アイドルとして飛躍できたことを喜んで歌っているというイメージを持っていた。

その一方でアニメでは、アイドルとしての活動が進んでいる(CDデビューもしているし)中で、アイドルとしての方向性を見失ってどん底になってからの復活、という形で歌われている。なので卯月がアイドルとしての自分を取り戻したことの象徴であり、決意(もとい悲壮感)を込めて歌っていると感じた。

なので歌に対する背景は全く別物。一曲が二つのシチュエーションを意味するという、不思議ながら「一度で二度おいしい」曲になったと思っている。またそれゆえ、録り直したのはよくやってくれたと思った。実際、当初のCDの歌唱を24話に入れても合わないと思う。

ちなみに

アニメ24話の2日後のデレラジAで、はっしーが「躍動感を出すためにハンドマイクで録音した」ということを話していた。これを聞いて「そこまでしてやってくれたの…本当にありがとう」と思わざるを得なかった。

またその中で、ふーりんが「いい意味で不安定」「気持ちがその場その場で出ている」と話していた。まさにその通りで、そのときのアニメのシーンで出ていた「気持ちが定まりきらないまま歌う」というのが非常によく出た歌唱だった。

余談

この記事を書いたのは、ぐぐっても「S(mile)ING!」だけに焦点を当てていた記事等がなかった(24話の感想というのがほとんどだった)ので、自分で思ったことを書き連ねたのでした。